XMLは、データを送信および保存するように設計されています。
HTMLは、データを表示するように設計されています。
目次
習得すべき基本的な知識
学習を続ける前に、下記の内容を事前に理解しておく必要があります。
- HTML
- JavaScript
XMLとは何ですか?
- XMLはエクステンシブル マークアップ ランゲージ(EXtensible Markup Language)の略語です。
- XMLは、HTMLに似てるマークアップ言語です。
- XMLは、データを表示するのではなく、データを送信するように設計されています。
- XMLタグは事前定義されていません。 ラベルは自分で定義する必要があります。
- XMLは、自己記述的であるように設計されています。
- XMLはW3Cの推奨標準です。
XMLとHTMLの違い
XMLはHTMLの代品ではありません。
XMLとHTMLは、異なる目的のために設計されています。
- XMLはデータを送信および保存するように設計されており、その焦点はデータの内容です。
- HTMLはデータを表示するように設計されており、その焦点はデータの外観にあります。
HTMLは情報を表示するように設計されており、XMLは情報を送信するように設計されています。
XMLは何もしない
この言い方を理解するのは少し難しいかもしれませんが、XMLは何もしません。 XMLは、情報を構造化、保存、および送信するように設計されています。
下記の例は、JaniがToveに送るメモで、XMLとして保存されています。
<note>
<to>Tove</to>
<from>Jani</from>
<heading>Reminder</heading>
<body>Don't forget me this weekend!</body>
</note>
上記のメモは自己記述的です。 送信者と受信者の情報が含まれ、同時にタイトルとメッセージ本文があります。
ただし、このXMLドキュメントはまだ何もしません。 これは、XMLタグにある純粋な情報を包装することだけです。 このドキュメントを送信、受信、表示する場合、ソフトウェアまたはプログラムを作成する必要があります。
XMLで独自のタグを作成できる
上記の実例にあるタグは、XML標準(<to>や<from>
など)で定義されていません。 これらのタグは、XMLドキュメントの作成者によって作成されました。
これは、XML言語に事前定義されたタグがないためです。
HTMLで使用されるタグはすべて事前定義されています。 HTMLドキュメントでは、HTML標準で定義されているタグ(<p、<h1>
など)のみが使用できます。
XMLを使用すると、作成者は独自のタグと独自のドキュメント構造を定義できます。
XMLはHTMLの代品ではない
XMLはHTMLの補充です。
XMLはHTMLを代替しないことを理解することが大切です。 ほとんどのWebアプリケーションでは、XMLがデータの転送に使用され、HTMLがデータのフォーマットと表示に使用されます。
XMLに対する最適な記述は:
XMLは、ソフトウェアやハードウェアに依存しない情報伝達ツールです。
XMLはW3Cの推奨標準である
XMLは、1998年2月10日にW3Cの推奨標準になりました。
XMLはどこもある
現在、XMLは、常にWebの基盤であるHTMLのように重要な役割をWebで果たしています。
XMLは、各アプリケーション間のデータ転送に最も常用のツールです。
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