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Scala Iterator(イテレータ)

Scala Iterator(イテレータ)は集合ではなく、コレクションにアクセスするためのメソッドです。

イテレータitの2つの基本的な操作は、nextとhasNextです。

it.next()を呼び出すと、イテレータの次の要素が返され、イテレータの状態が更新されます。

it.hasNext()を呼び出すと、集合に他の要素があるかどうかを確認します。

イテレータ itによってすべての要素を1つずつ返すようにする最も簡単なメソッドは、whileループです。

実例

object Test {
   def main(args: Array[String]) {
      val it = Iterator("Baidu", "Google", "Ceodata", "Yahoo")
      
      while (it.hasNext){
         println(it.next())
      }
   }
}

上記のコードを実行した出力結果は次となります。

$ scalac Test.scala 
$ scala Test
Baidu
Google
Ceodata
Yahoo

最大要素と最小要素を見つける

it.minメソッドとit.maxメソッドを使用して、イテレータから最大要素と最小要素を見つけることができます。次には例を挙げます。

実例

object Test {
   def main(args: Array[String]) {
      val ita = Iterator(20,40,2,50,69, 90)
      val itb = Iterator(20,40,2,50,69, 90)

   println("最大要素:" + ita.max )
    println("最小要素:" + itb.min )
   }
}

上記のコードを実行した出力結果は次となります。


$ scalac Test.scala 
$ scala Test
最大要素:90
最小要素:2

イテレータの長さを取得する

it.sizeまたはit.lengthメソッドを使用して、イテレーター内の要素の数を表示できます。次には例を挙げます。

実例

object Test {
   def main(args: Array[String]) {
      val ita = Iterator(20,40,2,50,69, 90)
      val itb = Iterator(20,40,2,50,69, 90)

  println("ita.size の値は: " + ita.size )
      println("itb.length の値は: " + itb.length )
   }
}

上記のコードを実行した出力結果は次となります。

$ scalac Test.scala 
$ scala Test
ita.sizeの値は : 6
itb.length の値は: 6

Scala Iterator 常用の使い方

次のテーブルには、Scala Iteratorの常用の使い方を挙げました。

番号メソッドと説明
1def hasNext: Boolean
返すことができる要素がまたある場合、trueを返します。
2def next(): A
イテレータの次の要素を返し、イテレータの状態を更新します。
3def ++(that: => Iterator[A]): Iterator[A]
2つのイテレータを組み合わせます。
4def ++[B >: A](that :=> GenTraversableOnce[B]): Iterator[B]
2つのイテレータを組み合わせます。
5def addString(b: StringBuilder): StringBuilder
StringBuilder bに文字列を追加します。
6def addString(b: StringBuilder, sep: String): StringBuilder
StringBuilder bに文字列を追加し、区切り符号を指定します。
7def buffered: BufferedIterator[A]
イテレータはすべてBufferedIteratorに変換されます。
8def contains(elem: Any): Boolean
イテレータに指定された要素が含まれているかどうかを確認します。
9def copyToArray(xs: Array[A], start: Int, len: Int): Unit
イテレータにある指定された値を配列に渡します。
10def count(p: (A) => Boolean): Int
イテレータ内にある条件pを満たす要素の個数を返します。
11def drop(n: Int): Iterator[A]
破棄する前に、n個の要素の新しい集合を返します。
12def dropWhile(p: (A) => Boolean): Iterator[A]
条件pが成立しなくなるまで、要素を左から右に破棄します。
13def duplicate: (Iterator[A], Iterator[A])
イテレータにあるすべての要素をそれぞれ返すことができる2つのイテレータを生成します。
14def exists(p: (A) => Boolean): Boolean
ブール値を返し、イテレータの要素に条件pを満たす要素があるかどうかを示します。
15def filter(p: (A) => Boolean): Iterator[A]
新しいイテレータを返し、イテレータにある条件pを満たすすべての要素を指すます。
16def filterNot(p: (A) => Boolean): Iterator[A]
新しいイテレータを返し、イテレータにある条件pを満たさないすべての要素を指すます。
17def find(p: (A) => Boolean): Option[A]
最初のpを満たす要素またはNoneを返します。ヒント:条件を満たす要素が見つかった場合、イテレーターは要素の後に配置されます。見つけない場合は、最後に配置されます。
18def flatMap[B](f: (A) => GenTraversableOnce[B]): Iterator[B]
イテレータのシーケンス内の各要素に関数fを適用し、結果のシーケンスを指すイテレータを返します。
19def forall(p: (A) => Boolean): Boolean
ブール値を返し、itが指すすべての要素がpを満たすかどうかを示します。
20def foreach(f: (A) => Unit): Unit
イテレータから返された各要素に、指定されたプログラムfを実行します。
21def hasDefiniteSize: Boolean
イテレータの要素数が制限されている場合はtrueを返します。(デフォルトでisEmptyに相当します)
22def indexOf(elem: B): Int
イテレータの要素にあるindexがxに等しい最初の要素を返します。ヒント:イテレータはこの要素を渡します。
23def indexWhere(p: (A) => Boolean): Int
イテレータの要素の中で、添え字が条件pを満たす要素を返します。ヒント:イテレータはこの要素を渡します。
24def isEmpty: Boolean
itは空白であるかどうかを確認し、空白の場合はtrueを返し、空白でない場合はfalseを返します。(hasNextは正反対です)
25def isTraversableAgain: Boolean
このイテレータを繰り返しスクロールできるかどうかをテストします。
26def length: Int
イテレータ要素の個数を返します。
27def map[B](f: (A) => B): Iterator[B]
it にある各要素を関数fに渡した結果によって、新しいイテレータを生成します。
28def max: A
イテレータにある最大の要素を返します。
29def min: A
イテレータにある最小の要素を返します。
30def mkString: String
イテレータにあるすべての要素を文字列に変換します。
31def mkString(sep: String): String
イテレータにあるすべての要素を文字列に変換し、区切り符号を指定します。
32def nonEmpty: Boolean
コンテナ内に要素が含まれているかどうかを確認します。(hasNextに相当します)
33def padTo(len: Int, elem: A): Iterator[A]
まず、イテレータにあるすべての要素を返し、長さがlenに達するまでelemを追加してコピーします。
34def patch(from: Int, patchElems: Iterator[B], replaced: Int): Iterator[B]
新しいイテレータを返し、その中のfrom番目の要素から始まるreplaced個の要素がイテレータが指す要素に置き換えられます。
35def product: A
イテレータが指す数値型の要素の積を返します。
36def sameElements(that: Iterator[_]): Boolean
イテレータと指定されたイテレータ・パラメータが同じ要素を順番に返すかどうかを判別します。
37def seq: Iterator[A]
集合のシリーズビューを返します
38def size: Int
イテレータ内にある要素の個数を返します。
39def slice(from: Int, until: Int): Iterator[A]
新しいイテレータを返し、イテレータが指すシーケンスのfrom番目の要素で始まり、until番目の要素で終わるセグメントを指します。
40def sum: A
イテレータが指す数値型の要素の合計を返します。
41def take(n: Int): Iterator[A]
最初のn個の要素の新しいイテレータを返します。
42def toArray: Array[A]
イテレータが指すすべての要素を配列に入れて返します。
43def toBuffer: Buffer[B]
イテレータが指すすべての要素をバッファBufferにコピーします。
44def toIterable: Iterable[A]
このスクロールまたはイテレータにあるすべての要素を含むIterableを返します。無限に続くイテレータの場合、終了しません。
45def toIterator: Iterator[A]
イテレータにあるすべての要素をIteratorコンテナに入れて返します。
46def toList: List[A]
イテレータのすべての要素をリストに入れて返します。
47def toMap[T, U]: Map[T, U]
イテレータにあるすべての(キー、値)ペアをMapに入れて返します。
48def toSeq: Seq[A]
イテレータにあるすべての要素をSeqコンテナに入れて返します。
49def toString(): String
イテレータを文字列に変換します。
50def zip[B](that: Iterator[B]): Iterator[(A, B)
新しいイテレータを返し、それぞれイテレータと指定されたイテレータのthat要素に指します。(対応するタプルのシーケンスを指すます)

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