前のチュートリアルでは、Python3の基本的な知識についていくつか学びました。今回はフィボナッチ数列を書いてみましょう。
実例(Python 3.0以降)
#!/usr/bin/python3
# Fibonacci series: フィボナッチ数列
# 2つの要素の合計が次の数を決める
a, b = 0, 1
while b < 10:
print(b)
a, b = b, a+b
コードa、b = b、a + bの計算方法は、最初に右側の式を計算し、同時に左側に値を割り当てます。実行過程は、次のようになります。
n=b
m=a+b
a=n
b=m
上記のプログラムを実行すると、出力結果は次のようになります。
1
1
2
3
5
8
この実例では、いくつかの新しい特徴を紹介しました。
最初の行には複合割り当て値が含まれています。変数aとbは同時に新しい値0と1を取得します。最終行でも同じ方法が使用されており、右側の式が割り当て値が変更される前に実行されることがわかります。右側の式の実行順序は左から右へです。
出力変数値:
>>> i = 256*256
>>> print('iの値は:', i)
iの値:65536
endキーワード
キーワードendを使用して、結果を同じ行に出力したり、出力の最後に異なる文字を追加したりできます。例は次のとおりです。
実例(Python 3.0以降)
#!/usr/bin/python3
# Fibonacci series: フィボナッチ数列
# 2つの要素の合計が次の数を決める
a, b = 0, 1
while b < 1000:
print(b, end=',')
a, b = b, a+b
上記のプログラムを実行すると、出力結果は次のようになります。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,610,987,
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