jQueryを使用すると、HTML要素を選択(クエリ)して、それらに対して「アクション」を実行できます。
目次
jQuery構文
jQuery構文は、HTML要素を選択することによって、選択した要素に対してある特定の操作を実行します。
基本構文
$(selector).action()
- ドル記号($)でjQueryを定義します。
- セレクター(selector)でHTML要素を“照会”または“検索”します。
- jQueryのaction()は、要素に対して操作を実行します。
実例
- $(this).hide()-現在の要素を非表示にします。
- $(“p”).hide()-すべての<p>要素を非表示にします。
- $(“p.test”).hide()-class=”test”ですべての<p>要素を非表示にします。
- $(“#test”).hide()-id=”test”で要素を非表示にします。
CSSセレクターのことをご存じですか?
jQueryで使用される構文は、XPathとCSSセレクター構文の組み合わせです。これからの章節ではセレクター構文について詳しく説明します。
ドキュメントレディ(document ready)イベント
この例ではすべてのjQuery関数がドキュメントレディ(document ready)関数に含まれていることに気付いたかもしれません。
$(document).ready(function(){ //jQueryコードを記述する… });
これは、ドキュメントが完全に読み込まれる(準備ができる)前にjQueryコードが実行されないようにするためです。つまり、DOMが読み込まれた後にDOMを操作できます。
ドキュメントが完全に読み込まれる前に関数を実行すると、操作が失敗するかもしれません。次には2つの具体的な例です。
- 存在しない要素を非表示にします。
- 完全に読み込まれていない画像のサイズを取得します。
ヒント:簡潔な書き方(上記と同じ効果である)
$(function(){ // jQueryコードを記述する… });
上記の2つのメソッドでドキュメントの準備ができた後、jQueryメソッドを実行できます。
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