IFERRORの代わりにISERRORを使用する

Excelデータテーブルでは、計算結果にエラー値が表示されることがよくあります。例えば、除数が0の除算を実行すると、エラー値「#DIV/0!」が表示されます。(下図参照)このエラー値を表示しないように、Excel 2007以降のバージョンでは、IFERROR関数はエラー値を説明テキストに変更します。

セルD2:

=IFERROR(A2/B2,"除数が0")

セルD2の数式を下のセルに適用します。

セルB2が0のとき表示されるエラー値が「除数が0」という文字に変更します。計算が実行できる数式は結果を返します。

しかし、Excel 2003バージョンにはIFERROR関数はありません。エラー値の処理はどうすればよいですか?

Excel 2003バージョンにはISERROR関数があり、この関数を使用して、エラー値が表示されるかどうかを判断することもできます。数式は次の通りです。

セルD2:

=IF(ISERROR(A2/B2),"除数が0",A2/B2)

セルD2の数式を下のセルに適用します。

ISERROR(A2/B2):最初にISERROR関数を使用して、演算過程が間違っているかどうかを判断します。 エラー値が出る場合は「除数が0」を表示し、エラー値が出ない場合は結果を返します。

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