Excel VLOOKUP関数の機能は、アドレス帳でデータを検索することに似ています。これより、ユーザーはテーブルの指定範囲でデータを速く見つけます。
仮としてExcelに大量のローデータ(たとえば、電話番号と住所を記録するアドレス帳など)があって、ローデータから一部のデータを他の小さいテーブルに導出したい場合(例えば一部の電話番号を導出する)はExcelのVLOOKUP関数を利用してすぐに導出できます。
ここでは、陸運局の住所録を例にします。左側の緑色のフォームは、陸運局の所在地と電話番号を記録したローデータです。
次は右側に新しいオレンジ色の小さなフォームを作成することです。このフォームでは、ローデータから検索した幾つかの陸運局の電話番号が表示されます。VLOOKUP関数を使用して作成できます。
次はVLOOKUP関数を使って、データを自動的に導出できます。
Step 1
まず、マウスを使用して、データを入力したいセルを選択します。
Step 2
このセルに、VLOOKUP関数の数式を入力します。VLOOKUP関数の使い方は次の通りです。
=VLOOKUP(検索値、範囲、列番号、検索方法)
VLOOKUPには四つの引数があります。
•検索値:検索したいデータ、もしくは、そのデータを入力するセルを指定します。
•範囲:検索の対象となる表の範囲を指定します。
•列番号:取り出したいデータの列位置を指定します。
•検索方法:検索値と完全に一致する値だけを検索する場合は「FALSE」、その近似値を含めて検索する場合は「TRUE」を指定します。
この例から言うと、検索値は右側の陸運局のセルです。つまりE2 セルです。範囲は緑色のローデータです。その範囲はA2からC11です。ただし、この数式は他のセルにも適用されると考えているため、$A$2:$C$11などの絶対位置を表示します。
VLOOKUPは一つの制限があります。検索値は範囲の左端から最初のセルに対応する必要があります。この例では、陸運局は範囲の左端にある必要があります。 範囲は最初からのセルではない場合はINDEXとMATCHを利用してください。
検索値は陸運局の電話番号です。範囲は列3のため、列番号は3を入力してください。最後はFLASEを入力し、検索値と完全に一致する値だけを検索します。
例:
=VLOOKUP(E2, $A$2:$C$11, 3, FALSE)
Step 3
マウスをセルの右下に移動します。マウスが十字形に変わったら、マウスの左ボタンを押して下にドラッグし、この数式を下の他のセルに適用できるようにします。
Step 4
VLOOKUP関数で検索することはこれで完了します。
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