ExcelにあるFIND関数を使用して、文字列内で指定した文字列の位置を検索します。
目次
指定した文字列の位置を検索する
ExcelにあるFIND関数は文字列内で指定した文字列の位置を検索でき、その書式は次となります。
=FIND(検索文字列,対象)
FIND関数は文字列内で指定した文字列の位置を検索します。指定した文字列が文字列内で何回も現れる場合、FIND関数は最初の文字列の位置を返します。
次には例を挙げます。
[な]が現れる位置を検索したい場合は次の数式を使用してください。
=FIND("な",A2)
検索の開始位置を指定する
デフォルトでは、FINDは文字列の最初から指定された文字列の位置を検索し、最初に現れる位置を返しますが、開始位置を指定したい場合は、引数の開始位置を設定し、開始位置を指定します。
=FIND(検索文字列,対象,開始位置)
たとえば、文字列の4番目の文字から「な」が現れる位置を検索したい場合は、次の数式を使用します。
=FIND("な",A2,4)
検索文字列が二回目に現れる位置
FIND関数は、最初に現れる位置を返します。二回目現れる位置を検索したい場合、FINDを使用して最初に現れる位置を検索してから、他のFIND関数でこの位置の後ろから検索すれば、二回目に現れる位置が検索できます。
=FIND("な",A2,FIND("な",A2)+1)
3回目以降の現れる位置を検索したい場合、同じ方法で複数のFIND関数を使用します。たとえば、3回目に現れる位置を検索する場合は次の数式を使用します。
=FIND("な",A2,FIND("な",A2,FIND("な",A2)+1)+1)
実例
次にはURLリンクがあります。一般的なWebアドレス(httpsで始まる)やFTPアドレス(ftpで始まる)があります。
各URLのドメイン(つまり、https://から次の/までの文字列)を抽出する場合は、次の数式を使用します。
=MID(A1,FIND("//",A1)+2,FIND("/",A1,FIND("//",A1)+2)-FIND("//",A1)-2)
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