DSUM関数はデータベース関数と呼ばれ、フィールド関数とも呼ばれます。その役割は、リストまたはデータベースのレコードで指定されたフィールド (列) を検索し、条件を満たすレコードの合計を返します。
目次
書式
=DSUM(database, field, criteria)
=DSUM(データベース, フィールド, 検索条件)
- データベース 必ず指定します。 リストまたはデータベースを構成するセル範囲を指定します。 データベースは、行 (レコード) と列 (フィールド) にデータを関連付けたリストです。 リストの先頭の行には、各列の見出しが入力されている必要があります。
- フィールド 必ず指定します。 関数の中で使用する列を指定します。 フィールドには、半角の二重引用符 (“) で囲んだ “樹齢” や “歩どまり” などのような文字列、またはリストでの列の位置を示す引用符なしの番号 (1 番目の列を示す場合は 1、2 番目の列を示す場合は 2) を指定します。
- 検索条件 必ず指定します。 指定した条件が設定されているセル範囲を指定します。 列見出しと検索条件を指定するセルが少なくとも 1 つずつ含まれている場合は、検索条件に任意のセル範囲を指定できます。
東京地域の売上高を計算する
やり方:
結果のセルに数式を入力します。
=DSUM(B2:G12,6,C2:C7)
注釈:
1、データベース:B2:G12。 普通のデータベースとは異なり、セルB2は「販売日付」ですが、普通のデータベースはセルB3から始まるため、ご注意ください。
2、合計するデータはデータベースの6列目にあるため、2番目の引数は6です。
3、検索条件:「東京」の売上高を計算するため、フィールドはC2:C7です。また、フィールドはセルC3ではなく、セルC2から始まることに注意してください。
4、SUMIF関数の数式:
=SUMIF(C3:C12,"東京",G3:G12)
5、SUMIFS関数の数式:
=SUMIFS(G3:G12,C3:C12,"東京")
東京と大阪地域の売上高を計算する
やり方:
結果のセルに数式を入力します。
=DSUM(B2:G12,6,$H$6:$H$8)
注釈:
1、検索条件:$H$6:$H$8。 「販売地域」というフィールドに気づいたでしょうか?そのため、Dsum関数を使用する時に、地域の条件があれば、こんなフィールドを含める必要があります。
2、SUMIF関数の数式:
=SUM(SUMIF(C3:G12,{"東京","大阪"},G3:G12))
3、SUMIFS関数の数式:
=SUM(SUMIFS(G3:G12,C3:C12,{"東京","大阪"}))
東京で販売されたA商品の売上高を計算する
やり方:
結果のセルに数式を入力します。
=DSUM(B2:G12,6,$H$6:$I$7)
注釈:
1、検索条件:$H$6:$I$7。 「販売地域」と「番号」というフィールドは短いことに気づいたでしょうか?そのため、Dsum関数を使用する時に、地域の条件があれば、こんなフィールドを含める必要があります。
2、SUMIFS関数の数式:
=SUM(SUMIFS(G3:G12,C3:C12,"東京",D3:D12,"A"))
ファジー計算
やり方:
結果のセルに数式を入力します。
=DSUM(B2:G12,6,$H$6:$H$7)
注釈:
1、SUMIF関数の数式:
=SUMIF(D3:D12,"電*",G3:G12)
2、SUMIFS関数の数式:
=SUMIFS(G3:G12,D3:D12,"電*")
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