次にはExcelの日付と時刻データから年月日、時分秒の数値情報を引き出す方法を説明します。
Excelのセルに日付と時刻のデータを保存できます。これらの日付と時刻のセルから年月日、時分秒の数値を引き出す場合は、 特定の関数を使用して処理する必要があります。以下は、日付と時刻に関わる関数で年月日、時分秒の数値情報を引き出す教学です。
日付の年月日データを引き出します
仮にExcelに次のような日付データがあります。
日付データから年の数値を引き出す場合は、YEAR関数を使用できます。使用方法は簡単です。日付データを選択した後、年の数値を取得できます。
=YEAR(日付)
YEAR関数を使うと、各日付の年の数値を引き出せます。
月の数値を引き出したい場合は、MONTH関数を使用できます。使用方法はYEAR関数と似てます。
=MONTH(日付)
以下はMONTH関数で月の数値を引き出す結果です。
日の数値ならDAY関数を使用できます。
=DAY(日付)
以下はDAY関数で日の数値を引き出す結果です。
時刻の時分秒の数値を引き出します
仮に、 Excelに次のような時刻データがあります。
時刻データから時分秒を引き出す操作方法は日付の操作方法と似ていますが、異なる関数を使用します。
時刻データ時の数値を引き出したい場合は、HOUR関数を使用できます。
=HOUR(時刻)
以下はHOUR関数で時の数値を引き出す結果です。
時刻データから分の数値を引き出したい場合は、MINUTE関数を使用できます。
=MINUTE(時刻)
以下はMINUTE関数で分の数値を引き出す結果です。
時刻データから秒の数値を引き出したい場合は、SECOND関数を使用できます。
=SECOND(時刻)
以下はSECOND関数で秒の数値を引き出す結果です。
日付と時刻
日付データと時間データが同時にある場合には、両方を「合併」し、日付と時刻のデータを含む列を作成でき、テーブルも簡潔になれます。
次のExcelテーブルでは、日付の列(A)と時刻の列(B)をたすし、計算結果を日付と時刻の列(C)に入れて、これより一つの列で時刻と日付を格納できるようになります。
このような日付と時刻を含むテーブルは、上記の6つの関数を使用して年月日、時分秒の数値を引き出せます。
=YEAR(日付と時刻)
=MONTH(日付と時刻)
=DAY(日付と時刻)
=HOUR(日付と時刻)
=MINUTE(日付と時刻)
=SECOND(日付と時刻)
以下は年月日、時分秒の数値を引き出す結果です。
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