Eclipse JSP/Servlet 環境の構築

この記事は、すでにJDK環境がインストールされていることを前提とします。インストールされていない場合は、Java開発環境の構成を参照してください

Eclipseを使用してJSP開発環境を構築できます。まず、ソフトウェアパッケージをダウンロードします。

Eclipse J2EE:http://www.eclipse.org/downloads/ 
Tomcat:http://tomcat.apache.org/download-70.cgi 

Tomcatのダウンロードとインストール

システムに応じて、対応するパッケージをダウンロードできます(次にはウィンドウシステムを例とします)。

ダウンロードした後、圧縮パッケージをDドライブに解凍します(自分の好みによって選択できます)。

ディレクトリ名に漢字やスペースを含めることはできません。ディレクトリの紹介は次の通りです。

  • bin:バイナリ実行可能ファイル。常用のファイルはstartup.batで、LinuxまたはMacシステムの場合、スタートアップファイルはstartup.shです。
  • conf:構成ディレクトリ。 内部のコアファイルはserver.xmlです。内部でポート番号などを変更できます。デフォルトのポート番号は8080です。つまり、このポート番号を他のアプリケーションで占有できません。
  • lib:ライブラリファイル。tomcatに必要なjarパッケージが実行されているディレクトリです。
  • logs:ログ
  • temp:一時的に生成されたファイル、つまりキャッシュです。
  • webapps:Webアプリケーション。Webアプリケーションはこのディレクトリに配置され、ブラウザに直接アクセスできます
  • work:コンパイルした後のclassファイルです。

次に、startup.batをダブルクリックしてTomcatを起動し、次のインターフェイスがポップアップ表示されます。

この時点で、ローカルサーバーがセットアップされています。サーバーを閉じる場合は、上記のウィンドウを直接閉じるか、Ctrl+Cを入力してサービスを無効にします。

次には、ブラウザに「http://localhost:8080/」を入力します。次のインターフェイスが表示された場合は、Tomcatが正常にインストールされて起動されたことを意味します。

これからブラウザでテストしてみましょう。

まず、D:\apache-tomcat-8.0.14\webapps\ROOTディレクトリに新しいjspファイルを作成します。

test.jsp ファイルコード:

<%@ page contentType="text/html;charset=UTF-8" %>
<%
out.print("初心者チュートリアル : http://www.ceodata.com");
%> 

次には、ブラウザでアドレスhttp://localhost:8080/test.jspにアクセスすると、出力結果は次のようになります。

TomcatとEclipseをリンクする

Eclipse J2EEをダウンロードした後、解凍してから使用できます。JavaEEを開き、メニューバーから[Windows]-> [設定](Mac OSの場合は、[Eclipse]-> [環境設定])を選択すると、次の画面が表示されます。

上記の画面で、[add]ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。

オプションでは、対応するTomcatバージョンを選択し、[Next]をクリックして、Tomcatインストールディレクトリを選択し、インストールするJava環境を選択します。

「Finish」をクリックして設定が終了します。

インスタンスを作成する

「File–>New–>Dynamic Web Project」を順番に選択して、TomcatTestプロジェクトを作成します。

上記の画面にあるマークされた部分をクリックすると、次の画面がポップアップして表示されます。

前にインストールしたTomcatとJDKを選択した場合は、このステップをスキップできることに注意してください。

次には、[finish]をクリックして続行します。

プロジェクトファイルの構造:

上記の画面にある各ディレクトリの説明:

  • deployment descriptor:展開の説明。
  • Web App Libraries:自分で追加したパッケージをそのライブラリに配置できます。
  • build:コンパイルされたファイルを配置します。
  • WebContent:編集するページに入れます。

WebContentフォルダの下に新しいtest.jspファイルを作成します。 下記のはデフォルトのコードです。

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<title>Insert title here</title>
</head>
<body>

</body>
</html>

test.jspファイルのコードを次のように変更します。

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<title>初心者チュートリアル</title>
</head>
<body>
<%
    out.println("Hello World!");
%>
</body>
</html>

プログラムを実行する前に、ブラウザのオプションを変更します。

次には、プロジェクトを実行します。

実行すると、下記のエラーが表示されます。(このようなエラーが表示されない場合は無視してください)

この前にTomcatインストールパッケージのstartup.batをクリックしたため、Tomcatサーバーを手動で開きました。プログラムが実行する場合、eclipseはTomcatサーバーを自動的に起動します。 面倒であるため、最初に手動でTomcatソフトウェアをオフにし、プログラムを再実行します。これで完了です。コンソール情報は次のとおりです。

ブラウザでhttp://localhost:8080/TomcatTest/test.jspにアクセスし、プログラムの実行結果を出力できます。

Servletの作成

上記の環境によってServletファイルを作成できます。[File–>New–>Servlet]を順番に選択します。

TomcatTestプロジェクトの /TomcatTest/srcディレクトリに「HelloServlet」クラスを作成します。パッケージは「com.runoob.test」です。

HelloServlet.javaコードは次のとおりです。

package com.runoob.test;

import java.io.IOException;
import javax.servlet.ServletException;
import javax.servlet.annotation.WebServlet;
import javax.servlet.http.HttpServlet;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.http.HttpServletResponse;

/**
 * Servlet implementation class HelloServlet
 */
@WebServlet("/HelloServlet")
public class HelloServlet extends HttpServlet {
    private static final long serialVersionUID = 1L;
       
    /**
     * @see HttpServlet#HttpServlet()
     */
    public HelloServlet() {
        super();
        // TODO Auto-generated constructor stub
    }

    /**
     * @see HttpServlet#doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
     */
    protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
   // SHIFT_JISによって日本語を表示することに設定します
        response.setCharacterEncoding("Shift_JIS");
    response.getWriter().write("初心者チュートリアル:http://www.ceodata.com");
    }


    /**
     * @see HttpServlet#doPost(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
     */
    protected void doPost(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
        // TODO Auto-generated method stub
        doGet(request, response);
    }

}

/TomcatTest/WebContent/WEB-INF/web.xmlファイルを作成します(このフィールドがない場合)。コードは次のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>  
<web-app version="2.5"   
    xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"   
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"   
    xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee   
    http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd">  
  <servlet>  
   <!-- クラス名 -->  
    <servlet-name>HelloServlet</servlet-name>  
 <!-- パッケージの位置 --> 
    <servlet-class>com.runoob.test.HelloServlet</servlet-class>  
  </servlet>  
  <servlet-mapping>  
    <servlet-name>HelloServlet</servlet-name>  
<!-- アクセスするURL --> 
    <url-pattern>/TomcatTest/HelloServlet</url-pattern>  
    </servlet-mapping>  
</web-app>  

次には、Tomcatを再起動し、ブラウザでhttp://localhost:8080/TomcatTest/HelloServletにアクセスします。

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